寂しいと言えば誰かが優しくしてくれる
切ないと言えば誰かが抱きしめてくれる
だけど誰も君を愛してなんかいないよ
苦しいと言えば誰かが慰めてくれる
孤独だといえば誰かが手を差し伸べてくれる
だけど誰も明日になれば覚えてなんかいないよ
だって君が愛していないから
だって君が忘れてしまうから
Nov 23, 2008
Nov 22, 2008
片すみ
この世界の片すみに
わたしは生きていてもいいですか
僅かながらの呼吸と
僅かながらの希望と
あなたが誰なのかわたしは知らない
わたしが誰なのかあなたも知らない
だけどあなたがわたしには見えます
そのこころの片すみに
わたしは存在してもいいですか
あなたもまた
ひとりではないのです
わたしは生きていてもいいですか
僅かながらの呼吸と
僅かながらの希望と
あなたが誰なのかわたしは知らない
わたしが誰なのかあなたも知らない
だけどあなたがわたしには見えます
そのこころの片すみに
わたしは存在してもいいですか
あなたもまた
ひとりではないのです
Nov 21, 2008
安堵
そのドアを開けた瞬間
見慣れた景色
雑然と並べられた靴
狭い廊下
申し訳なさそうなキッチン
その瞬間は暗く
いつも何も見えないけれど
どこに何があるかすべて知っている
誰も待ってなどいないあの部屋
見てなどいないテレビの雑音だけが話し相手
それでも
そのドアを開けた瞬間が
あたしにとって唯一安らぎを感じれる瞬間
ほんの一瞬のために
ほんの一瞬のためだけに
あたしは今日も歩き続ける
見慣れた景色
雑然と並べられた靴
狭い廊下
申し訳なさそうなキッチン
その瞬間は暗く
いつも何も見えないけれど
どこに何があるかすべて知っている
誰も待ってなどいないあの部屋
見てなどいないテレビの雑音だけが話し相手
それでも
そのドアを開けた瞬間が
あたしにとって唯一安らぎを感じれる瞬間
ほんの一瞬のために
ほんの一瞬のためだけに
あたしは今日も歩き続ける
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