Jan 30, 2008

勿忘草

楽しかったことは
幸せだったことは
時が経てば記憶も薄れ
わたしはいつか忘れてしまうかもしれない

だけれども

哀しい思いは
寂しい思いは
どれ程の時が流れても
わたしは悠久に忘れることはできないだろう


今わたしが飲み込んだ涙も

Jan 24, 2008

eternal

いつか終わりがくると
最初から分かっているのに
人はなぜ誰かを好きになってしまうのか・・・

あなたがいるからわたしは強くなれる
わたしがいるからあなたはひとりじゃない

やがて世界の終わりを迎えても

あなたを愛し続けよう

Jan 12, 2008

言葉に出来ない想いと共に

昼下がり
わたしは祈りを捧げる

神など信じてはいないけれど
先人の祈りがわたしをかきたてる

わたしにはめられた足枷は
自由と同時に手に入れた孤独という代償


訪れる闇に
今夜も魂を捧げる

Jan 9, 2008

希求

かすかな期待
淡い望み

あの人を振り向かせたくて
私は一心に想い祈る

願わくばその瞳に私を映せたなら
願わくばその声が聞けたなら

いや
ただ振り向いてくれたなら


幸福の意味を知ることができるだろう

Jan 8, 2008

フラッシュバック

遠い日に見たあの風景
鮮明に焼きついている景色
刻み込まれたあのイメージは

私を連れ去ってしまった

あれはどこだろうか

もう忘れられないし
思い出せもしない